彼方のアストラ 4巻伏線まとめの皮を被った感想文 その1【ネタバレあり】
恒例の(?)彼方のアストラ4巻の伏線まとめという名の感想文。
3巻から反省の色無くめちゃ長になったので再びCさんまとめは別にします。
5巻分全部のネタバレがあるのでご注意ください。
5巻分全部のネタバレがあるのでご注意ください。
①コールドスリープ装置
冷凍睡眠装置でポリ姉が眠りについたタイミングをちゃんとウルガーが説明してくれる。普通に考えればB5班のみんなが5歳の時なので「宇宙船の遭難事故あったね」って話にならなくても不思議はないぐらいの期間なのかな。これがあんなことになろうとは…
②カナタの夢
7年くらいで船を持ちたいというカナタの発言。船員はカナタザックシャルス3名の予定。ちゃんと回収されます。もうおばさんだからこんなちょっとした伏線に気付いただけで涙腺緩むね。
③ポリ姉との出会い
「地球」「神」って言葉が初めて出てくる。私は真面目に考察しながら漫画を読むタイプではないので初めて読んだときは勿論気付きませんでした。でも読み返すとめっちゃ言ってる。ポリ姉が「ひゃっはー!!地球帰れるぜ!!!」って口に出すタイプの人だったらもっと早くにB5班に大混乱が起こってたかもしれない。
④ザックの父親の研究
3巻よりちょっと詳しく語られる諸悪の根源。ザックがお父さんに愛されてない、という会話と共に語られるのでのちの彼の心情を思うと悲しい。関係ないけどザックお父さんと比べて身体鍛えすぎじゃない??
⑤ザックとキトリーが電撃婚約!!
伏線って言うほどでもないけど、この作者さんの人柄だとキトリーを可哀想な目に遭わせたりはしないかなと初見時に思いました。婚約までした幼馴染がB5班のみんなを暗殺しにきた刺客だなんてキトリー可哀想過ぎる。キトリー本人は語るに値しないほどシロだし。婚約するくだりのキトリーはめちゃくちゃ可愛い。おザックさん異性を見る目ある。
⑥クローンのオリジナル
⑦シャルスのオリジナル
「ヴィクシアのお偉いさん」とザックの親父に表現されるシャルスのオリジナル。自分は貴族の生まれだってシャルスは説明してるからお偉いさんでもおかしくはない。貴族が「来る訳ない」はちょっと違和感ある言い回しだけど王様だったら不思議じゃないな~。作者さん凄い。
⑧B5班のみんなの家系図
これ見よがしに「謎が残ってるのはアリエスとシャルスです!」って家系図。アリエスだけお母さんから愛されてるしお母さんと髪の毛の色も違う。シャルスはオリジナル未登場。シャルスって戸籍上王様の実子なんだね。お城では家臣の子供として育てられたって話だけど登録上はちゃんと息子だったのか。戸籍上だけでもちゃんとセイラの弟になってたら良いなあ。セイラも弟みたいな感じで接してくれてたし。
⑨クラストスーツ
さらっとポリ姉の疑問に答えるシャルス。クラストスーツの歴史は分からないけど、万が一ここで他の子が「えー12年前はもうクラストスーツあったでしょ?」とか言ったら大変なことになってた。ここら辺のリスク管理凄いよな彼は。
⑩グレンさんのIDタグ
私は読めなかったけど「Seattle、WA(シアトル、ワシントン)」って書いてあるようです(連載当時の5ちゃんを遡って見た!)。地球要素がちゃんと散りばめられてる。
⑪カナタの反重力シューズ
1話でアリエスを助けたときに履いてた反重力シューズ。これは最終決戦に向けて超大事な伏線ですよ!あの子を救うために必要なアイテムですからね!!
【おまけ】
親たちがB5の皆を処分するときの想像図と1巻で宇宙に放り出されたシーンの構図が一緒。違うのはヘルメットの有無で、カナタが皆に被るよう指示を出してたから辛うじて助かった。怖い。あんな奴ら親じゃねえ。
左:1巻 右:4巻
Cさんまとめに続く!!
アニメ楽しみです!