まったり研究所

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彼方のアストラ 1巻感想【ネタバレあり】

書きたいことが多い過ぎて記事1つには収まりきらないような気がするので、1巻毎に記事を書いていくことにしました。という訳でまずは1巻です。

 まず表紙!主人公カナタとヒロインアリエス!初めて見たときはアリエスのお尻をタイトルで隠すなんて商売っ気無いなと思いました(失礼)。この表紙、全巻読み終わって並べて気付いた時はもう嬉しくて脳汁出ましたね。まあそれは続巻の記事に書くことにします。

 

第1巻はアリエスが惑星キャンプの準備をするシーンから始まります。うっかりさんなアリエスはいきなり引ったくりに遭うことに…そこに颯爽と登場する主人公カナタ!かなり厳つい名前を付けた必殺技を噛みながら引ったくりにお見舞いします。まさかこの激ダサ技が後にあんなことになろうとは…アヌティメッタダイボモモさんって言ってるアリエスがめっちゃ可愛い。

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この後、苦楽を共にすることになるB5班のみんなと合流します。凄く珍しい私服のシーン。珍しいというかこれ以降二度と無い。

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惑星マクパに着いた途端、例のアレに襲われます。注目すべき点は球体に呑まれる時のアリエスのおっぱい!アリエスでこれだったらユンファはどうなってたんだ…何故描写されてないんだ!!冗談は置いておいて、気が付くとみんな宇宙空間にほっぽり出されてます。怖い。特にアリエスが一人で動けないでいるシーン、カナタが宇宙船からワイヤーを繋いで宇宙を移動するシーンは映画「2001年宇宙の旅」でAIであるHAL 9000が船員のワイヤーをちょん切っちゃうシーンを思い出してめちゃくちゃ怖かったです。こんな怖い想いしてるところから助けられて惚れない人間はいない!断言する!!

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アリエスを助けて一息ついたのも束の間、B5班のメンバーは自分達が宇宙の彼方で遭難したことに気が付きます。みんな高校生なのに落ち着いてて偉い。私ならキトリーの100倍くらいパニックになるね。遭難に対して考察するシーン、「これは学校の試験では?」という意見が挙がります。しかし危険過ぎる、運が悪ければ即死していたという事実からそれは作中で否定されます。ストーリーの導入部分で萩尾望都先生の11人いる!を思い出した読者に対してのメッセージかもしれません。話は逸れますが11人いる!は名作なので読んだことない方は是非。続編が作られることにより人が死ぬファフナーシステム搭載の名作です。

 宇宙船を見つけたものの生きて帰れる道が無い、という絶望的な話に一触即発になるザックとウルガー。喧嘩すんなや。二人の間に入るカナタがかっこいい。キャプテンしてます。過去に遭難した経験を語り自分の意見に説得力を持たす所は頭もキレる。ここでアリエスがアヌティメッタダイボモモカナタを思い出してるあたり、既にベタ惚れですねえ。回想のアリエスはリボンが原田たけひと風でとても可愛い。この後、アリエスの機転により食糧調達できる惑星を巡って母星に帰る冒険の旅が本格スタートします。

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 最初の星は惑星ヴィラヴァース。Survivalのアナグラムです。緑豊かで恐竜風の生き物がたくさんいます。B5班のメンバーは思い思いに行動するので、各々こんな子なんだな、というのが分かります。例えばシャルスは動物と戯れたりカナタとルカは武器を作ったり。カナタソードはテストに出ないけどルカジャベリンはテストに出ます。ウルガーとユンファは打ち解けてない感が凄い。でもユンファの方が本人なりに歩み寄ろうとはしてます。可愛い。そんなこんなで何とか生きていけそう、と希望が見えた矢先に例のアレがまた現れます。正直フラグの回収が早すぎてちょっと笑っちゃいました。

ヴィラヴァースでの冒険中、キトリーの義妹フニシアちゃんのピンチを乗り越え、班員の距離はぐっと縮まります。B5班は良い子ばっかりで素敵。フニちゃんを助ける場面では、カナタさんお得意の男女問わず攻略できる必殺の決め台詞も。見どころはフニちゃんに抱き着くキトリーのセクスィ~な生足です。

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なんやかんやで平和になったかと思いきや、どうやらB5班の中に今回の事件の犯人がいる様子!というミステリアスな展開で1巻は終わります。密室みたいな状態で一人やべえ奴がいるとか普通に考えたら怖いよなあ。以上で1巻の感想は終了です。

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